232 Antique Turkmen Yomut Chuval Rose アンティーク トルクメン ヨムート チュバル ローズ
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アンティーク トルクメン ヨムート チュバル ローズ
サイズ:106x72cm
19世紀 1880年前後
ヴィンテージ
この上なく美しいローズ色のチュバル。19世紀のもので極めて希少です。
遊牧民は自らの家財道具一式を袋に入れ、らくだのコブにかけて移動して生活してきました。チュバルとはこの袋のこと。テント内につるさげてクローゼットとしても使用されます。
表側はこのような起毛のあるパイルで、裏側にはもう1枚の布がついていて、袋状になっており、上には長い紐がつけられ袋として使われていました。
こちらは裏側の布が取り外され、1枚のラグになっています。
ビロードのような毛足のとても美しいラグで、1880年代前後、つまり140年以上前のものですが、表裏共にダメージがほぼありません。(無地のローズ色部分は写真の光の影響で一部くすんだ色に見えますが、目立つ色ムラはありません)
トルクメンは赤のラグの印象が強いですが、こちらは非常に華やかな薔薇色です。赤の色は主に茜を使って染められますが、コチニール、胡桃の皮などを加えることで色合いに変化がでるようです。
深いローズ色、ネイビー、ブラウン、アイボリーの糸が使われています。
非常にロマンチックな色合いと、緻密に織られた柄。最高に近い状態の良さ、美しい色柄です。ぜひ大切にお使いいただきたい1枚です。
中央アジアの南西部に位置するトルクメンは、古代から遊牧と農業の発祥の地であり、遊牧民が多く暮らす地域です。西側をカスピ海、周りをカザフスタン、ウズベキスタン、アフガニスタンに囲まれています。
モンゴル、ペルシャ、ヒヴァ、ブハラなど様々な大国に占領され、翻弄されてきたトルクメニスタン。テッケ、ヨムート、エルサリ、サリーク、サロール、チョヴドル、ゴクレンなど12の遊牧民氏族が存在しました(いくつかは大きな氏族に併合されていきました)。
19世紀後半に帝政ロシアの一部となり、1917年ごろから社会主義の管理に従い、定住化する遊牧民も増えていきました。
欧米では特にコレクターも多く、ここ30年でアカデミックな研究が進んでいるトルクメンのラグ。
1800 年代のものは定住化する前に織られたものが多く、世界的に価格が高騰し、希少なものになっています。
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