239 Antique Turkmen Ersari Chuval Dark Cherry アンティーク トルクメン エルサリ ダークチェリー
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2026年3月29日 21:00 から販売
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アンティーク トルクメン エルサリ チュバル ダークチェリー
サイズ:172x103cm
19世紀 1880年ごろ
アンティーク
ダークチェリーのような紫のチュバル。中央に配されたイカットスタイルのモチーフは、Floating turtle(浮いている亀)と言って、トルクメニスタン北部のアム・ダリヤ川流域のオアシスで暮らしていたエルサリ支族の特徴的なものです。
19世紀のおそらく1880 年ごろのものです。
遊牧民は自らの家財道具一式を袋に入れ、らくだのコブにかけて移動して生活してきました。チュバルとはこの袋のこと。大きなチュバルだったため、中に入れていた物の重みにより多少形が湾曲しています。
テント内につるさげてクローゼットとしても使用されてきました。
表側はパイルで、裏側にはもう1枚の布がついていて、袋状になっており、上には長い紐がつけられ袋として使われていました。
パイル部分は、擦れて起毛がなくなっている部分も多くありますが、深い色味とこの華やかなパターンにより、それもまた良い風合いになっています。
トルクメンは赤のラグの印象が強いですが、この紫系統の色合いは珍しいタイプです。
赤の色は主に茜を使って染められますが、藍を多く加えることで深い紫色になっています。
そのほか、茜色、芥子色、濃紺、象牙色、薄い桃色の糸が使われています。
全体的にダークで抑えた色味なので、大きな柄ですが、意外にも部屋の中で馴染み、いい具合のトライバル感をプラスしてくれます。
とても希少なタイプです。ぜひ大切にお使いいただきたい1枚です。
※裏側、表側共に端の部分にいくつか修繕された跡があります。
中央アジアの南西部に位置するトルクメンは、古代から遊牧と農業の発祥の地であり、遊牧民が多く暮らす地域です。西側をカスピ海、周りをカザフスタン、ウズベキスタン、アフガニスタンに囲まれています。
モンゴル、ペルシャ、ヒヴァ、ブハラなど様々な大国に占領され、翻弄されてきたトルクメニスタン。テッケ、ヨムート、エルサリ、サリーク、サロール、チョヴドル、ゴクレンなど多数の遊牧民氏族が存在しました(いくつかは大きな氏族に併合されていきました)。
19世紀後半に帝政ロシアの一部となり、1917年ごろから社会主義の管理に従い、定住化する遊牧民も増えていきました。
欧米では特にコレクターも多く、ここ30年でアカデミックな研究が進んでいるトルクメンのラグ。
1800 年代のものは定住化する前に織られたものが多く、世界的に価格が高騰し、希少なものになっています。
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