237 Antique Turkmen Tekke Chuval Cicim アンティーク トルクメン テッケ チュバル ジジム
¥133,000
残り1点
COMING SOON
2026年3月29日 21:00 から販売
※販売期間・内容は予告なく変更になる場合があります。
アンティーク トルクメン テッケ チュバル ジジム
サイズ:115x87cm
19世紀 1880年ごろ
アンティーク
とても珍しい平織りのチュバル。テッケ支族によるものです。細い縞のなかに、非常に細かく緻密なギュルモチーフをジジム織り(縫い取り織り)で入れ込んでいます。
ジジム織りとは、刺繍のように見えるのですが、織っている途中で糸を入れ込んでいく織り方で、とても手がかかる織物です。
ちなみに、大きなサイズの織り機が生まれる前は、このような細い帯を縫い合わせる形で昔は織っていたようで、このパターンはその名残なのかもしれません。
絨毯のタイプではなく、とてもきめ細かい上質な羊毛の糸を使い、緻密に緻密に織られています。
19世紀のおそらく1880 年ごろのものです。
遊牧民は自らの家財道具一式を袋に入れ、らくだのコブにかけて移動して生活してきました。チュバルとはこの袋のこと。テント内につるさげてクローゼットとしても使用されます。
裏側にはもう1枚の布がついて袋状になっており、上には長い紐がつけられていました。
こちらは裏側の布が袋として残されているオリジナルの状態です。
表側にはダメージがほぼありません。
裏側には数箇所汚れがあります。
表側には、黄色みの少ないレンガ色をベースに、象牙色、濃紺、そしてわずかに鮮やかなグリーンが施されています。表側の織りに触るとその手仕事の完璧さに驚かされます。
ウールなのですが、とても細い糸を使って織られているのでさらさらとした麻のような質感で夏にも心地よく使えます。
貴重な1枚です。ぜひ大切にお使いください。
中央アジアの南西部に位置するトルクメンは、古代から遊牧と農業の発祥の地であり、遊牧民が多く暮らす地域です。西側をカスピ海、周りをカザフスタン、ウズベキスタン、アフガニスタンに囲まれています。
モンゴル、ペルシャ、ヒヴァ、ブハラなど様々な大国に占領され、翻弄されてきたトルクメニスタン。テッケ、ヨムート、エルサリ、サリーク、サロール、チョヴドル、ゴクレンなど多数の遊牧民氏族が存在しました(いくつかは大きな氏族に併合されていきました)。
19世紀後半に帝政ロシアの一部となり、1917年ごろから社会主義の管理に従い、定住化する遊牧民も増えていきました。
欧米では特にコレクターも多く、ここ30年でアカデミックな研究が進んでいるトルクメンのラグ。
1800 年代のものは定住化する前に織られたものが多く、世界的に価格が高騰し、希少なものになっています。
-
レビュー
(58)
