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Antique Turkmen Yomut Small Rose アンティーク トルクメン ヨムート スモール ローズ

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2026年7月19日 21:00 から販売

※販売期間・内容は予告なく変更になる場合があります。

アンティーク トルクメン ヨムート スモール ローズ

サイズ:66cmx32cm
1900年前後
ウール100%

くすんだローズ色とネイビーの組み合わせが美しい、ヨムート支族のトルバ。
19世紀前後のもので、この色合いで、ダメージの少ないものは極めて希少です。

遊牧民は自らの家財道具一式を袋に入れ、らくだのコブにかけて移動して生活してきました。テント内につるさげてクローゼットとしても使用された小さな袋をトルバといいます。
表側はこのような起毛のあるパイルで、裏側にはもう1枚の布がついていて、袋状になっており、上には長い紐がつけられ袋として使われていました。
こちらは裏側の布が取り外され、1枚の小さなラグになっています。

ビロードのような美しいラグで、くすんだローズ色に深い藍がとてもシックな印象です。
天然の茜を100%使用して染められたもので、長い年月をかけて空気や光に触れることで、現代の染料では決して出せないまろやかで気品のある色彩に育っています。

トルクメンはテッケを代表とする赤のラグの印象が強いですが、ヨムートにはこのようなダスティローズともいうべき薔薇色のものが時々見つかります。
中央に並ぶインディゴの菱形モチーフは、古来より遊牧民の間で『邪視(嫉妬や悪意の目)を跳ね返すお守り』として織り継がれてきた意匠。
家族を守る魔除け・守護のタペストリーになると思います。

このダスティローズの穏やかな色合いとコンパクトさが日本のインテリアのなかでも使いやすく、壁にかけたり、サイドテーブルの上に置いたりして大切にお使いいただきたい1枚です。

※中央上部と、左端にほつれがありますが、表面、裏側にほぼ傷みがない美しい状態です。

中央アジアの南西部に位置するトルクメンは、古代から遊牧と農業の発祥の地であり、遊牧民が多く暮らす地域です。
西側をカスピ海、周りをカザフスタン、ウズベキスタン、アフガニスタンに囲まれています。

モンゴル、ペルシャ、ヒヴァ、ブハラなど様々な大国に占領され、翻弄されてきたトルクメニスタン。テッケ、ヨムート、エルサリ、サリーク、サロール、チョヴドル、ゴクレンなど12の遊牧民氏族が存在しました(いくつかは大きな氏族に併合されていきました)。

19世紀後半に帝政ロシアの一部となり、1917年ごろから社会主義の管理に従い、定住化する遊牧民も増えていきました。
欧米では特にコレクターも多く、ここ30年でアカデミックな研究が進んでいるトルクメンのラグ。
1800 年代から1900年代前半のものは定住化する前に織られたものが多く、世界的に価格が高騰し、中には博物館クラスのものも。この時代のものは大変希少なものになっています。

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